チャンプルーは、主な材料の名を冠して「○○チャンプルー」と呼ばれることが多い。以下には、代表的なチャンプルーの名前と、それに使われる材料を記した。
ゴーヤーチャンプルー
代表的なチャンプルーで、ゴーヤーを含めた野菜、豆腐などを材料とする。
タマナーチャンプルー
タマナー(玉菜)とはキャベツのことで、キャベツ中心のチャンプルーを指す。「タマナーチャンプルー」という場合、他の野菜が少量であったり、豆腐・ポーク等を含まないことが多い。
マーミナーチャンプルー
マーミナー(豆菜)とはモヤシのことで、モヤシ中心のチャンプルーを指す。「マーミナーチャンプルー」という場合、他の野菜が少量であったり、豆腐・ポーク等を含まないことが多い。
パパヤーチャンプルー
生で食べられるようになる前の、青いパパイヤを千切りにしてあく抜きし、チャンプルーにしたものをいう。
ナーベーラーチャンプルー
ナーベーラーとはヘチマのことで、青い状態のヘチマを豆腐やポークなどと炒める。水分が多く、煮物状になるので、チャンプルーと呼ばず「ナーベーラーンブシー」とも呼ばれる。
野菜チャンプルー
野菜・豆腐・ポーク等を材料としたチャンプルーという。「野菜チャンプルー」という場合、野菜の種類が多く、特に中心となる野菜がないというより、あまりに色々なチャンプルーの特色を混ぜてしまったもので、モヤシ・シイタケ・ニンジンといった、さまざまな野菜が用いられる。特に野菜類から大量の汁が出るが、これらが醤油や肉汁とまざって、非常に複雑な風味になる。
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豆腐チャンプルー
チャンプルーの中でも、豆腐を主役として、他の野菜やポーク等があまりないものを指す。
ポークチャンプルー
「ポークチャンプルー」と呼ぶ場合、豚肉やツナなどではなくポークランチョンミートを使ったチャンプルーであることを示す。
フーチャンプルー
フーとは麩のことで、沖縄県で常用される車麩を水や卵液に浸したものを、野菜などとともに炒める。豆腐は使用しないため、フーイリチーと呼ばれることもある。
ソーミンチャンプルー
ソーミンとは素麺のことで、固めに茹でた素麺を少量の油とニラやネギなど少量の薬味野菜、あらかじめ炒めておいたポークやツナなどと一緒に炒めたものを言う。焼きうどんの麺を素麺にしたようなものだが、薬味野菜のせいでよりあっさりした感じに仕上がる。なお、日本本土においても江戸時代の料理書『豆腐百珍』に「豆腐麺」という名前で豆腐と小松菜を具にした物が紹介されている。また、鹿児島県奄美諸島には油そうめんと呼ばれる類似した料理が存在する。
なお、炒め物の中でも昆布や中身(豚の臓物)等の炒め煮は「イリチー」と呼ぶ。細切りにしたニンジンや大根を炒めたものもポピュラーな惣菜だが、これは「シリシリ」と呼ばれ、チャンプルーには含まれない。また、ソーミンチャンプルーには豆腐を使わないことから、炒め物を意味する「タシヤー」「プットゥルー」等の語を使うべきだという主張もある。
沖縄県は古くから、日本本土や中国文化の影響も受けてきたほか、第二次世界大戦後のアメリカ軍による統治を経験し、それぞれの文化と接することで常に影響を受け続けてきた。それらを柔軟に受け入れて、独自に生み出された沖縄県の文化を「チャンプルー文化」と呼ぶことがある。例えば、江戸時代に日本と中国の貿易の中継点とされたことから、沖縄県では採れない昆布を用いた料理が盛んになった点や、米軍基地に滞在するアメリカ人からの影響を受けて、紫など「オキナワン・ロック」と呼ばれるロックの系統を生み出した点などはチャンプルー文化の産物である。